空手オリンピックに向けて。~フルコンタクトと伝統派~その4

下の画像は、伝統派とフルコンタクトの両者が用意した署名用紙です。

画像上段が伝統派の使っているタイプ。下段が最近見かけるようになったフルコンタクト系の署名活動用紙です。


  『フルコンタクト系の方々も五輪採用に向けて署名活動を始めたらしい』

 

そんな話しを聞いた当初、私はてっきり同じ用紙を使用しているものと思っていました。ですから、大同団結もあり得るなと僅かながら期待をしていたわけです。しかし実際にフルコンタクト系の友人(フルコンタクト道場の館長)の元に送られてきた署名用紙を観せて頂いて、その違いに驚きました。

 

署名用紙ですから、大まかなフォーマットは同じになって当然です。大事なのは、なにを主張するかです。


伝統派は

空手道の2020年東京オリンピック正式種目採用を希望します』 

フルコンタクト系は

空手道(2ルール)の2020年東京五輪正式種目採用を希望します』

 

となっており、この違いの深部を読むと、およそ団結とは言えないものが見えてきます。

用紙を提供してくれた友人の話しですと

 

『フルコンタクト系は、空手を五輪種目にしたくて署名活動をしているんじゃなくて、空手には二種類ある事を主張したくて署名活動をしているんだ。それに、伝統派が五輪種目になると人気を持っていかれるから嫌なんだ。正直、俺はどうでも良い。』 


とのこと。

 

 

 

あっけらかんと自分の所属している組織上層部の活動について『どうでも良い』と言うところが彼らしい…。

彼は学生時代から自己実現の為に上を利用するタイプでした。自分の道だけをしっかり見て、他者と自分を比較しない人でしたから、そんな彼からすれば『五輪がどうとかどうでも良い。俺は俺のしたいように俺がやる』ということなのだと思います。

 




話しが少しそれました…。戻します。


2ルール採用ということですが、正直ちょっと難しいと思います。

 

フルコンタクトの方々が例に出されているレスリングの『グレコローマンスタイル』と『フリースタイル』ですが、これは、ルールが2種類あるというより競技が違うと考える方が自然です。これを空手に当てはめるなら『組手競技』と『形競技』ではないでしょうか。これを無視して複数のルールを採用するというのはキリがありません…。

形競技○○ルールスタイル、

形競技●×ルールスタイル、

形競技××ルールスタイル、

組手競技●●スタイル、、、、、、、、もう収集がつかなくなります。

 

 

 

その5へ続く。

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