保護者の声 入江家

ぶどうってなに?

 「ぶどうってなに?」と4歳の長女が質問してきたことがありました。私自身が武道とはあまり縁がなく、「見たほうが速い」とYoutubeで空手や剣道、柔道などのハイレベルな大会の動画を見て、その中で長女の印象に残ったのが空手だったようです。当時、習い事は全く考えておらず入会には至りませんでしたが、それから3年後、長女が突然「空手を習いたい」と言い出しました。華奢で小柄な長女が空手…?と心配になりましたが、せっかく興味を持ったのだからやらせてみようと体験入会に申し込みました。

 

初めての体験稽古の後、家に帰ると「こんなことを習ったよ」と喜々として話し始め、挨拶の仕方から解説を始める長女。これは想像以上に合っているのかもしれない、思うままにやらせていこうと本入会を決めました。稽古の後「空手楽しいー!」と言いながらグビグビとお茶を飲む長女がとても生き生きとしているので池谷コーチをはじめ指導員の方々が長女の心まで育てて下さっているのが感じられます。 

 

合宿に参加した後には「大丈夫!もう合宿に行ってきたから自分で考えてできる!」と、自分から休みの日をどう過ごすか考え、お手伝いや宿題をどうやるのか、どう遊ぶのかを親に提案し、予定を決めるという自己管理の芽も出てきた長女。まだまだ親のサポートは必要ではありますが、家族の中では妹や弟の面倒も見ながらお手伝いも率先してやる、とても頼もしい存在になりました。初めての大会では、親の方が心配し緊張してしまいましたが「大会では自分だけの世界に入るんだよ」と教わったことをできる限りやり遂げ、そればかりか「楽しかった」の言葉とともに賞状とメダルと盾もつかんで笑顔で帰ってきました。

 

人としての在り方を学ぶ

 楽しむときは思いっきり笑って楽しむこと、泣いても、自分に負けずに力の限りやること、まわりの人を大切にすること、これらの大切さを指導員の方々、先輩たちの姿から学ぶことができるからこそ、長女の成長はあるのだと思います。聖基館で空手を習うということは、ただ空手の技を習うというだけのことではなく「人としての在り方を学ぶ」ことに近く、この時間は子どもたちがこれから歩む人生に何度となく起こるハプニングに対応できるしなやかな精神力を育んでくれるものだと私は信じています。池谷コーチをはじめとする指導員の方々、聖基館先輩の皆様には心から感謝しております。 

 



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