東京都小学生大会

2024年5月12日(日)、武蔵野の森総合スポーツプラザに於いて第38回東京都小学生空手道選手権大会が開催されました。当会からは強化指定選手の小学生二名が出場し、激戦を闘い抜きました。よくやったと存分に褒めてあげたいと思います。応援して頂いた皆様ありがとうございましたm_ _m

 

・國安美月(女子小学5年生)

形競技 三回戦進出

組手競技 二回戦進出

 

・入江志穂美(女子小学5年生)

形競技 三位(優先三位)関東大会出場権獲得

組手競技 初戦敗退

 

元生徒との再会。その妹さんと会場めぐりをしました。
元生徒との再会。その妹さんと会場めぐりをしました。

 

 東京都小学生大会(以下、都小)は、関東少年少女大会や全日本少年少女大会などの上位大会の予選を兼ねた大会です。ですから、この大会で勝ち残ることができれば上位大会への出場権を獲得することになります。そうなれば、東京都の代表選手として大会に出場することになるわけです。その責任は重大で、彼らは、負けた選手たちの分まで更なる努力が必要だと私は考えます。また、これはなにも都小で負けた選手たちの分に限らず、もっと手前の段階から同じことが言えるのです。彼らは、東京都代表の前に各区郡市の代表であり、各区郡市の代表である前に各道場の代表なのです。ただ自分が勝ったことだけにフォーカスするのではなく、自分が多くの人の支えの中で生かされていることを学びつつ、空手の道を歩んで欲しいと願います。ですから当会では、最低でも道場の代表選手(強化指定選手)になってから都小にチャレンジしてもらうことにしています。

 

國安選手
國安選手
入江選手
入江選手

  

 勝った負けたという結果は、選手も指導者も正面から受け止めなければいけません。ただし、それ以外の場面で代表選手として相応しい行動ができていたかということも、指導者として大切にしたいところです。たとえばそれは、ウォーミングアップの過ごし方。前日の過ごし方。道衣の着こなし。荷物の管理。仲間の応援。試合後、会場での過ごし方など様々です。そういった意味も含め、選手たちも私も課題はたくさん残っていると思います。引き続き自己鍛錬と人育てに精進します。