2024年3月24日～30日、春季強化合宿を開催。
上級クラス、育成指定・強化指定選手たちと一緒に一週間の合宿を行いました。道場の全体合宿とは違い、この合宿の練習は厳しいものがありますが、幼くとも頑張れそうな子は連れて行くことがあります。
春と夏に行われる強化合宿の目的は、
一、生活を学ぶ
一、肉体を鍛える
一、空手技術を学ぶ
【生活を学ぶ】
小さい頃からこの合宿に参加している生徒は、生活力（生きる力とも言えます）が育ちます。それは、生活の知恵となり、あらゆる場面に応用可能なスキルです。また、一週間という、決して短くない期間を仲間たちと共同生活し、友情と信頼関係を育みます。互いに高めあった技術と精神力が自信となります。特に今回は、田村キャプテンが合宿に部分参加（全中選抜出場のため）だったので、後輩たちにとっては学ぶことが多かったと思います。あと数年で代替わりでしょうから、今から慣れていきましょう。
【フィジカルトレーニング】
強化合宿の目的の一つである「肉体を鍛える」については、屋外トレーニングを中心に行います。歩く、屈む、登る、走る、駆け上がる…。
それらすべてが標高約1000mの高地トレーニングで行われます。（大人が対象であれば1500mくらいが良い）山の上には軽いジョギングには丁度良い平坦な遊歩道があって、霧が晴れるタイミングでキレイな光線を見ることができました。
また、雨の日には室内で筋トレをするなど汗を流しました。
【空手技術を学ぶ】
道衣に着替えての稽古は毎日午後に行います。最大で13時～17時の4時間ですが、食休みや体育館へ移動の時間を考慮すれば実際の練習時間は3時間強というところでしょうか。午前中のフィジカル系トレーニングとは違い、試合に近い内容でみっちりと稽古します。
