2024年2月9日、
「相互指導」と よんでいます。
この稽古の特徴は、選手たち自身がひとの動きの何が良くて、あるいは、どんな課題があるのかを探します。できればその要因を追究し、解決策や、さらなるレベルアップ方法を提示します。また、ときには、あえて何も提示しないこともあります。
これによって伸ばしたい能力は、見るではなく、観る能力。
宮本武蔵の言葉を借りるなら、「観見ふたつあり」まさに、このことでしょう。
誰にかに教えるとなれば、観る能力が必要で、その能力は自分自身を磨くためにも必要不可欠です。
このような「互いに観察しあい、教え合う機会」は、クラス全体が技術的・精神的に向上していくために役立つものだと考えています。