
文字通り、毎年秋に行われる地元の空手道大会ですが、この年は大きくずれ込んでしまいました。
今回の会場は、久しぶりの日大鶴ケ丘高等学校。大きな体育館でめいいっぱい体を動かして、汗を流し、悔しがったり、喜んだりしました。

今大会は久しぶりに当会が参加団体の中で最多表彰団体となりました。
金5
銀4
銅10
敢闘賞13
表彰されている先輩たちの姿を見ることで、初級クラスなど後輩くんたちのモチベーションに繋がることを願っています。


お昼の式典では、都民大会女子団体組手で優秀な成績をあげたチームと、春の全国中学生大会に東京都代表として出場する三名の表彰が行われました。おそらく杉並区から全中東京都代表選手が一度に三名も排出されたことは、これまでになかったと思います。杉空連の選手レベルが向上しているということでしょう。


今大会、色々と印象深いことがありましたがその一つに「離れて行った教え子との再会」というものがありました。彼女が本部席にいる私のところへ挨拶に来てくれましたので、あの頃のことや、今日までのことなどお話しさせて頂きました。
才能に恵まれた子でしたから、よいライバルや指導者のもと、また活躍することを願っています。
頑張れ小春。
地元杉並区の大会は、勝負の結果だけに意識を向けず、総合的な人間性を磨く貴重な場です。はじめのうちは右も左も分からずに「ただ出場する」だけですが、やがては負けを実感し、勝ちを喜び、仲間を尊び、上を敬い、下を愛する場となっていくことができます。この機会を存分にいかして参加者一人ひとりの成長に役立つものとなりますように。