2023年3月12日、区立荻窪体育館において春季杉並区大会が行われました。聖基館からは約50名がエントリー。杉並区大会全体では200名強の参加者が集い、日頃の稽古の成果を試し合う場となりました。
10年ほど前、私たち聖基館が初めて杉並区大会に参加したことをよく覚えています。
あの頃と比べて杉並の空手道人口は、ずいぶんと増えていますし、競技レベルも高くなったと感じています。
今では聖基館の選手たちも表彰台にあがることが容易ではありません。
大会では、決着をつけることが必須となりますから、勝ちか負けかがハッキリします。
勝って喜ぶことは次のモチベーションに繋がりますから、それは良いことではあります。一方、勝った時こそ対戦相手に敬意を持つことが求められます。
負けた選手は落ち込むこともあるでしょう。人は感情を持つ生き物ですから、残念なことで落ち込むのは当然です。一方、ネガティブな感情を結末にしてしまうことは負けたことより数倍に残念なことです。負けた時こそ学びは多いはず。失敗を成長に変える力を養ってほしいと思います。
勝って驕らず、浮かれず。
負けても逃げず、諦めず。
今日得た経験を明日への糧に。
頑張れ、杉並の子どもたち!!