2022年度の新一年生たちは、空手歴六カ月となりました。
下段払いから手刀受けまで基本的な受けの動きを覚え、今は、立ち方の細かい部分を少しずつ教わっています。年が明ければ新しい仲間たちがやってくるぞー。いまのうちに上手な先輩になれるよう、しっかり頑張っておこう!なんて言いながら稽古に励んでいます。
上達して欲しいのは、なにも技術だけではありません。稽古姿勢、礼法など、内面的な人間性においてもお手本になれる先輩になって欲しいと願っています。
聖基館では、白帯から黒帯までいつまでもこういった指導が続きます。指導側としては、誰かに指導するたび自分自身を戒めることにもなりますから、責任を痛感します。
一般的にスポーツは上級者になるほど運動強度が高まると言われています。
聖基館では、初級から上級まで生徒の成熟度に合わせたクラスがありますが、どこのクラスでも決してラクはできません。
クラスによって稽古内容に差はありますが、それぞれに一生懸命が求められることには変わりがないからです。
どこで。
だれと。
どんなことをするか。
そういったことは、本人がどんな意識でやるか。という土台の上に乗ることですから、結局は自分次第ということだと思います。
どのレベルでも、誰とでも、どこででも、聖基館の選手たちは一生懸命でいることを忘れず歩んで行きたいと思います。