2022年3月13日(日)杉並区立荻窪体育館で第29回杉並区春季空手道選手権大会が行われました。
コロナ禍の大会開催は2021年の春大会から数えて3回目となります。
昨春は玄武館様、北辰会様、聖基館の三団体のエントリーでありましが、今回は6団体。
杉並区大会も少しずつではありますが回復しているように感じられます。
1年前「少しでも前に進もう」と、大会を再開したことを思いだします。
さて、今大会は2021年度生にとって初めての組手試合で、右も左もわからないような小さな選手たちが一生懸命に頑張る姿に私も強い刺激を頂きました。教え子たちから学ぶことは大きいのです。ありがとう。
毎年杉並大会の前後に必ず生徒に伝えていることではありますが、試合というのは試し合うと書きます。それまでの稽古で磨いてきた技術を試すということです。その結果、うまくいくこともあればダメなこともあるわけですが、重要なことは、試し得た結果を次につなげることだと思います。次に繋ぐことなく終わりにしてしまうのであれば、それはもはや試しではなく諦めでしょう。
負けたなら、必ず敗因があるはずです。
悔しいという感情と向き合い、日頃の稽古態度を振り返り、大会までの歩み(計画)を反省する。そういった、いわば敗戦との向き合い、あるいは敗戦を味わう過程はとても重要です。
他者の勝利を素直に喜び、自分の敗戦から学ぶ。そういう人になって欲しいと願っています。
最後となりましたが、大会開催にあたってご協力頂いた保護者様、審判の先生方、大会ドクター、全ての関係者の皆様に心から感謝致します。