2019年5月26日、東京武道館で第33回東京都小学生空手道選手権大会が行われました。四名の強化選手が挑戦し、入賞は田村律選手の一名だけでした。
今大会については色々と考えるところがあるのですが、文章にすることによって本来の想いより内容が稚拙になってしまう気がしているので、あえて深くは掘り下げずにブログにしてみようと思います。
応援に来てくれた仲間たち、保護者の皆様、ありがとうございましたm_ _m
2013年1月に地元杉並で道場を開設してから丸6年が経っているわけですが、都小には2015年から挑戦してきたので今回で5回目のチャレンジでした。
日頃から勝敗よりも内容を大切にしようと心掛けてきた私ですが、今回はさすがにしんどいものがありました。これまで共に闘ってきた2人の6年生に実力とおりの結果を残させてあげたかったのです。
惜敗してしまった6年生たちの感情が、これでもかという程に伝わってきます。『伝わる』を通り越して同期しているくらいです。抱き合いながら一緒に泣いたあの時間が、一週間が経とうする今でも私の胸を締め付けます。
しかしながら、指導者であれば次を見なくてはならないわけです。会場でも言ったことではありますが、6年生たちにとっても、私にとっても、まだ何も終わってはいないと思うのです。私たちはステージを中学に移して再び前を見るしかありません。優人がインターハイを目指しているのと同じように、私たちもまだ目標の途中。夢の続きです。
6年生たちが小学生の間に実現することができなかった目標は、きっと、後輩強化選手や育成選手たちと果たします。
私はまだ諦めません。選手たちと一緒に、まだ夢の続きです。
ここまでついてきてくれてありがとう。もうしばらくの間よろしく。
大会結果
田村成緒(6年男子)
形、組手 4回戦敗退
酒井杏(6年女子)
形 2回戦敗退
組手 3回戦敗退
田村律(3年男子)
形 2回戦敗退
組手 5回戦敗退(ベスト8武道館杯出場権獲得おめでとう)
藤村幸ノ介(2年男子)
形 3回戦敗退
組手 初戦敗退