2018年5月5日(日)東京武道において第71回都民体育大会春季大会空手道競技大会と第2回東京都障がい者大会が開催され、都民大会に杉並区団体チームと都障大会に当会の橋場孝之選手が出場しました。
自身、都民大会に杉並区の一員として参加するようになって3年目でした。
今年2月のACL再々建手術から丸2年の競技休養となった私はコーチとして参加しました。
結果としては一回戦(対 墨田区)敗退。これまでで一番悔しい都民大会となりました。
責任も少なからず感じています。
初めからある程度は想定していた結果ではありますが、それでも悔しかったのは、この杉並区に強い情感を持っているからだと思います。
杉並区は競技人口も決して多くはありませんし、こどもはともかく一般の選手で試合に参加するというようなモチベーションを持っている方は少数なのではないかと思います。ですから、今のままではなかなか良い結果を出すことは難しいのだと思います。
であれば、私には何ができるのか。外的要因を言い訳に諦めることはあり得ませんし、どんなアクションが必要になってくるのか…。
これを2年前から考えてきました。結論からすると、これはもう、地道に杉並区の空手道の発展の為、精進するほかないということです。
子供たちを中心にでも杉空連が盛り上がっていければ、そこから小さな火がついて大人たちも更に頑張ってくれるようになるはずです。
私達が益々発展していけば、有力な選手が新たに杉並区での活動を選んでくれるようになるかもしれません。
私達が更に熱くなっていければ、今の子どもたちが10年後には一般選手として活躍してくれるようになるかもしれません。
いずれの場合でも時間が必要です。大成は時間がかかるからこそ大成なのです。
先ずは10年、区連の交流稽古会などを中心に活動を続けていければと。
最後となりましたが応援頂いた皆さま申し訳ありませんでした。懸命に戦ってくれた選手のみんな、本当にすまない。
もし今回の悔しさを共有してくれたなら、ここから一年を一緒に頑張って欲しいと切に願っています。
ありがとうございました。
ついで、東京都障がい者大会は昨年に引き続き橋場孝之選手が形組手の二部門で優勝。
全日本大会四連覇に向けて今後とも頑張ってもらいたいと思います。