最近のこと５（桜花大会）

参加人数は昨年より少し減っただろうか？という印象受けましたが実際はそうでもないのでしょうか。

ただ、レベルが上がっているのは間違いないと思います。小学５、６年生形に出場していた女子、山本遥音選手の観空大は大変美しいもので久々に感心しました。よけいなお世話でありますが、あの形に心地よいリズムが加われば更によくなることでしょう。彼女の名前は覚えておこうと思います。

今大会、最も印象に残ったことは玉田勝悟の形試合です。

もしかすると彼はこれまでに一度も初戦突破をしたことがなかったのかもしれません。私はそんな印象を持っています。

その彼がやっと初戦を勝つことができたことがとても嬉しいのです。

玉田は愚直なほど真っすぐで、決してめげず、諦めず、ここまで続けたきたことが一つ報われたのだと思います。

きっとこの先も簡単には勝てないことでしょう。それでもきっと彼ならば諦めず確実に成長していけるものと信じています。

努力。努力。努力。

努力は、どれだけ実践しても足ることがありません。聖基館の選手達には、どこまでも真面目に、どこまでも真っすぐに努力を続けていってほしいと思うのです。