
2017年、5月28日
東京武道館で第31回東京都小学生空手道選手権大会が開催され、当会の強化選抜選手3名が出場。
結果
田村成緒 4年生男子形 第3位
4年生男子組手 2回戦敗退
佐藤小春 4年生女子形 ベスト8
4年生女子組手 初戦敗退
酒井杏 4年生女子形 2回戦敗退
4年生女子組手 初戦敗退
1年前からこの日を目標に稽古に励んできた田村成緒、4年男子形競技に出場。万全な体調とはいえずとも、これまで積み重ねてきた努力は嘘をつかなかった。初戦から徐々に調子を取り戻し、準決勝では増岡煌貴選手と対戦。稽古してきた観空小を演武するも4対1で敗戦。結果、昨年と同様3位になった。来春の東京都ジュニア強化選手選考会と全少出場を目標にまた新しい1年を過ごしてほしい。
今回、初めての出場となった女子2名。
佐藤小春は4年女子形で4回戦敗退。ベスト8に入賞。
今回出場した選手の中で最も稽古通りに演武できたのが佐藤小春。
この結果が、まさに彼女のいまの実力であった。
組手、形ともに成長が観られる佐藤選手。新しい道衣を購入することになったのは5月の上旬だったか。さんざん迷ったあげく、形用道衣を購入。組手も頑張ってもらいたいと思うが恐らくは形競技にシフトしていくことになるだろう。来年はもう一つ上のベスト4を目指して頑張ってほしい。
酒井杏の組手初戦敗退。これは、今大会で最も悔しさを感じた試合の一つ。
もはや言葉にはできない。なぜあんな結果になってしまったのだろうかと一晩過ぎた今でも煮え切らない想いが胸の中でうごめいている。来年はベスト8以上を必達目標い頑張ってほしい。
全中予選出場した阪田優人を始め、全力で取り組んでいる選手達を本来到達できるはずであろう結果に導くことができなかった今年。この責任の大半は私にある。
稽古指導の難しさや自分の未熟さを痛感している。
ふだんから生徒達に言っている言葉
『何をしたかより、その経験が生きているか』
改めてに自分の心に念じている。
この結果を、この経験を絶対に無駄にはしないと思っている。
当日応援に来てくれた道場の仲間たち。
終日つきそってくれたご父兄の皆様。
審判団の先生方。
関わってくれたすべての人達にご報告と感謝の気持ちを込めて。
2017年5月29日(月)
池谷正基