2014年、師走です。
今年度の強化クラスの活動もそろそろ終わりです。
練習試合はこれで最後。
イベントも残すところは年明けの道場選抜大会のみ。この大会で同時に2015年強化クラスがスタートします。
さて、今回の練習試合の目標は…
「練習してきた技を出そう!」
「相手がだれであろうと関係ない!」
「いつも通りいつも通り!」
とそんな感じでした。
というのも、練習してきた技をいつも通り出せれば、絶対良い試合になると私は確信していたからです。
彼らは皆それぞれに光る技を一つは持っていて、あとはそれを実践する為に試合経験を積むだけでした。
ところが試合になると緊張や勝ち急そぐ心に負けてしまい、練習通りの動きがまったくできなくなるのです。
できなくなるというより、『とんでしまう』の方が適切かもしれません。
だって相手は動くんです。避けるんです。攻撃してくるんです。
そんな相手を目で追っているだけで最初はせいいっぱいですから。
ということで、前々から『練習通り!』としつこく稽古に励んできましたし、今日に至っては、行きの電車の中はもちろん、現地に着いてからも『大丈夫!いつも通りやればよいから!』と再確認しました。
結果、全員が練習通りの良い動きを1試合ずつ見せてくれました。
これはとても大きいことで私は大喜びしています。
これを経験できれば先は明るいのです。
逆に言うと、ここからが本番。
この経験(感覚)を忘れる前にガンガン組手稽古をする事。
間合いやインパクトの作り方など確認しつつ、どんどん組手稽古をすべし!
ここからの1年が君達の組手人生の土台になると思います。
頑張ろう!!
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